
健康保険の診療とは誰もが平等に治療が受けられるように考えられたとてもよいシステムです。しかし医療費を抑えようとする国の財政上、残念ながら限られた材料、器具での治療しか認められていないために、常に最良の治療をご提供できるとは限りません。その為に数年おきに再治療を強いられてしまうことが多いのです。
現在の健康保険制度は歯科医学の進歩からみると約50年遅れているといわれています。
(命に直接 影響しないという理由で新しい歯科治療技術を健康保険診療に入れることが後回しにされてきたためです。)
その代表例が詰め物、かぶせ物です。銀歯やプラスチックの前歯は先進国の中で、日本以外今ではどこの国でも行っていない治療法です。
それに対し、精密治療(保険外自由診療)とは文字通り使う材料、器具などに規制がないため、常に最先端の治療をご提供でき、最も歯を大切にすることが出きて結果的に再治療の少ない方法での治療が可能となります。
その時点では費用がかかりますが、長い目でみると数年でやり直さなければならない健康保険での作成物(詰め物の平均耐久年数は5年、被せ物は7年と言われています。)
を何度も交換し、その度に治療費と痛みやストレスを感じるのであればはじめから材質のいいもので出来るだけ長くもたせるのも治療方法の選択の1つです。
当医院では患者様は知る権利と我々は説明する義務があるという考えのもと、どんな些細なことでも治療法がいくつかある場合はその説明を行っています。
それは治療法を選択する権利は患者様にあるからです。