麻酔のお話④電動注射器と表面麻酔

いつも当院をご利用いただきありがとうございます。
以下の点につきましては、予めご了承ください。
※今後の静脈内鎮静希望の新規患者様の保険対応は行っておりません。
※保険希望の場合は大学病院を紹介させて頂きます。

 

今回は電動注射器と表面麻酔をご紹介します。
どちらも歯の治療をリラックスして行うために欠かせないものです。

〜歯の治療に欠かせない局所麻酔のおはなし〜

電動注射器とは・・・・

前回までのブログで、三つの麻酔【浸潤麻酔・伝達麻酔・歯根膜注射】をご紹介しましたが、その三つの麻酔の針を進める時の痛みや圧迫痛を最小限に抑えるために使うのがこの【電動注射器】です。

通常の注射器ですと、薬液の注入と針の進入のスピードや、加える圧を手動で調整しなければなりませんが、電動注射器を使うと自動制御により一定の速度でゆっくりと薬液を注入できます。 これにより針を進める時の痛みや圧迫痛を最小限に抑えることができます。

注射器の中には、音楽が流れて緊張を和らげる機能付きのものもあります。 このように歯科では、患者様の麻酔の痛みやストレスを可能な限り抑えるような方法を常に追求しています。

注射前に痛みを抑える方法もあります。
針を刺す時のチクっとする痛みを抑えるために【表面麻酔】も広く利用されています。
この表面麻酔は、歯茎に麻酔薬を塗ったり麻酔薬パッチを貼って歯茎の表面に麻酔を効かせることができる注射針を刺す前の麻酔です。

歯石を取る時や、グラグラしている乳歯を抜く時にも使用されています。
注射の痛みが苦手な方は是非お願いしてみてください。 ご希望に応じて使用いたします。

渋谷駅宮益坂方面出口より徒歩5分の【みさき歯科医院】では、 日本歯科麻酔学会歯科麻酔認定医であり、日本大学歯学部歯科麻酔学講座兼任講師 見﨑 徹 が診療にあたっています。

痛くない治療・怖くない治療をモットーに、生涯通いたくなる歯科医院を目指しておりますので、お口のことでお困りのことがございましたら、なんなりとご相談ください。

監修:
みさき歯科医院 渋谷・宮益坂
      院長 見﨑 徹


経歴:
日本大学歯学部(昭和50年卒)
日本大学大学院歯学研究科修了(口腔外科学専攻)
日本大学歯学部口腔外科学教室
日本大学歯学部歯科麻酔学講座 所属
国立がんセンター麻酔科 所属
独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院麻酔科 所属
日本大学 歯学部歯科麻酔学 准教授(2016年3月退任)
日本大学歯学部付属歯科病院歯科麻酔科 科長(2016年3月退任)

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