インプラント治療(再生医療)とは?②

前回のブログでは、歯科インプラントの【再生医療】について簡単にご説明させて頂きました。
だいたいどのようなものかイメージしていただけましたでしょうか。
今回のブログでは、歯科インプラントの「再生医療」について、具体的な流れと考えられる副作用について、お話しさせていただきます。

歯科インプラントの【再生医療】について②

~治療の流れと安全性~

当院では、4つの段階にて治療を行います。
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■1:CGF調製のための採血
まずはじめに患者様ご自身の血液を約20~80ml採血いたします。
採血はインプラント治療の当日となります。
■2:CGFを調製
採取した血液を遠心分離操作により、赤血球とそれ以外[血漿(けっしょう)/白血球など]とを取り分けます。
■3:CGFの注入
インプラントを埋め込むと同時に、骨が失われた部分へCGFを注入します。
※治療の種類や方法の更に詳細については別途担当医からご説明いたします。
■4:経過観察
骨の再生が起こっているか、今回の治療が起因と疑われる疾病等はないか、
口腔内での感染など起きていないかなど、
パノラマX線画像やCT画像にて、1か月後、3か月後、6か月後と、定期的に経過観測を行います。
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以上が治療の主な流れとなります。

治療において気になるのが”安全性”もそのひとつではないでしょうか。
このCGFを用いる再生治療は、患者様自身の血液を使用することで、
他人の組織を移植する際に使用する「免疫制御剤」は使いません。
(「免疫制御剤」とは、体内で起こる体の拒絶反応を抑える薬です。)
そのため、この「免疫制御剤」による副作用の心配がありませんので、安心して治療していていただけます。
ただ、ごく稀に、採血の際の合併症の報告や、偶発症(稀に起こる不都合な症状)も起こり得ることも考えられますが、
起きた場合には最善の処置を行います。

いかがでしたでしょうか。
複雑な流れもなく、ご自身の血液を使用するということで、
安心して受けていただくことができるインプラントの再生治療。
気になった方は是非、お気軽に当院までご相談下さいませ。

次回のブログでは気になる具体的な偶発症や合併症についてと、
その他治療についてお伝えいたします。

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渋谷駅宮益坂方面出口より徒歩5分の【みさき歯科医院】は、日本歯科麻酔学会歯科麻酔認定医であり、
日本大学歯学部歯科麻酔学講座兼任講師 見﨑 徹、日本大学歯学部補綴学の元准教授 桟 淑行が診療にあたっています。

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