インプラント治療(再生医療)とは?③

これまでのブログでは、歯科インプラントの【再生治療】についてのご説明、治療の流れについて、お話しさせて頂きました。
今回最後となる歯科インプラント再生治療についてのブログは、
気になる具体的な偶発症や合併症についてと、
その他治療についても触れていますので、最後まで目を通していただけたらと思います。

歯科インプラント【再生治療】における偶発症・合併症

~ごく稀に起こり得る事象です~

前回のブログでも触れましたが、ごく稀に合併症や偶発症の発症があったことが報告されています。
具体的な症例としては以下の通りです。
■採血時■
・採血に伴う痛み
・気分不良、吐き気めまい、失神(失神に伴う店頭)、皮下出血、神経損傷(痛み、シビレ、筋力低下など)
■注入時■
・感染
(細菌などの混入を防止する対策を取っていますが、完全に混入が起こらないとはいえないため注意深く観察を行います)
・手術中の痛み
・手術後の痛み
・手術部位の腫れ
・手術部位の内出血
※詳細については別途担当医からご説明させていただきます。
これらが発症した際には迅速に対応し、最善の処置を行いますのでご安心くださいませ。
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歯科インプラント【再生治療】をするにあたり、事前検査で骨が不足していたり、骨の減少が予想される患者様には、
前治療として<骨の移植>を行う方法があります。
患者様ご本人様の骨を材料とし、骨欠損部分に移植します。

骨そのものを移植することで骨の量を増やすので、インプラントの種類や方法が増えたりなどのメリットや、
ご自身の骨を使用するので拒絶反応や感染症のリスクも極めて低いと言えますが、
骨を採取する際の身体への負担は比較的大きいこともありますので、
採取から移植までの詳細は、また別途丁寧にご説明させて頂きます。

いかがでしたでしょうか。
今回は再生治療における偶発症や合併症についてと、骨の移植についてお伝えさせて頂きました。
実際にお会いして、歯や骨の状態を見ながら丁寧に、詳しくご説明させていただきますので、
インプラント治療、再生治療を検討されている方は、是非一度お気軽にご来院くださいませ。

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渋谷駅宮益坂方面出口より徒歩5分の【みさき歯科医院】は、日本歯科麻酔学会歯科麻酔認定医であり、
日本大学歯学部歯科麻酔学講座兼任講師 見﨑 徹、日本大学歯学部補綴学の元准教授 桟 淑行が診療にあたっています。
地域密着型の当院では、安全で最新の歯科医療をご提供し、皆様の健康と笑顔のある生活のお手伝いをさせていただきます。
まずはゆっくりお話をお聞かせくださいませ。

監修:
みさき歯科医院 渋谷・宮益坂
      院長 見﨑 徹


経歴:
日本大学歯学部(昭和50年卒)
日本大学大学院歯学研究科修了(口腔外科学専攻)
日本大学歯学部口腔外科学教室
日本大学歯学部歯科麻酔学講座 所属
国立がんセンター麻酔科 所属
独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院麻酔科 所属
日本大学 歯学部歯科麻酔学 准教授(2016年3月退任)
日本大学歯学部付属歯科病院歯科麻酔科 科長(2016年3月退任)

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