入れ歯治療後のお手入れの方法について① ご紹介いたします

入れ歯を作ったら安心!というわけではありません。
たとえ入れ歯にしたとしても、毎日の食事で食べかすが付いたり、歯垢や歯石がついたりしますし、
清潔にしておかなければ臭いの原因や、自分の歯が残っている場合には虫歯や歯周病のためにも良くありません。
そこで今回はおすすめの入れ歯のお手入れ方法をご紹介します。

当医院で入れ歯・義歯治療にあたる桟 淑行は日本大学歯学部補綴学の元准教授 であり、
他医院・クリニックでは対応が難しい症例や、有償での品質の高い入れ歯・義歯対応も可能です。

***自分で出来る入れ歯のお手入れ***

~義歯ブラシで食べかすを落とす~

お食事の後に歯磨きをするのと同様に、まずは入れ歯に付いた食べかすを義歯ブラシで丁寧に落とします。
この時に注意していただきたいのがバネなど精密な部分は絶対に持たないことと、強くゴシゴシしたり乱暴に扱わないことです。
バネが破損したり、変形してしまうと適合しなくなることもありますので、特に部分入れ歯のお手入れは気を付けてくださいね。
また歯磨き粉や石鹸など使用する必要はなく、義歯ブラシで丁寧に汚れを落としましょう。
研磨剤が入っているものを使用すると義歯の表面に細かい傷が付き、細菌の繁殖を招く可能性があります。

~1日に1回は、義歯洗浄剤の溶液に漬ける~

義歯ブラシで汚れを落としたら、次に義歯洗浄剤に漬けましょう。
ブラシで洗うだけでは細かい箇所の汚れや細菌を落としきることができませんので、
1日に1回は義歯洗浄剤に漬けるようにしてくださいね。
ここでまた注意点です。
義歯洗浄剤は温度と濃度に注意が必要で、まず温度が高いと義歯が変形してしまう可能性があり、
低すぎると洗浄剤が溶けにくかったりします。
また水の量を提示されている分量内で、できるだけ濃度の濃い溶液をにするとより洗浄力を発揮しやすくなりますよ。

義歯洗浄剤は様々な種類があり、それぞれ特徴も異なります。
どのようなタイプが向いているのか、ご自分の入れ歯の汚れの状態を見ながら医師と相談してみてくださいね。

 

いかがでしたでか?
今回は自分で出来る入れ歯のお手入れについてのお話でした。
次のブログも引き続きお手入れについてお伝えしたいと思います。

 

渋谷駅宮益坂方面出口より徒歩5分の【みさき歯科医院】では、
日本歯科麻酔学会歯科麻酔認定医であり、日本大学歯学部 歯科麻酔学講座兼任講師 見﨑 徹と、
日本大学歯学部 補綴学の元准教授 桟 淑行が診療にあたっています。
3代に渡り渋谷地域の方を中心に歯科医療サービスを提供する地域密着型の当院。
症状や不安などまずはしっかりとお話しをお聞かせいただき、良い治療と皆様の健康と笑顔のある生活のお手伝いをさせていただきます。
是非お気軽にご来院くださいませ。

監修:
見﨑 徹


経歴:
日本大学歯学部(昭和50年卒)
日本大学大学院歯学研究科修了(口腔外科学専攻)
日本大学歯学部口腔外科学教室
日本大学歯学部歯科麻酔学講座 所属
国立がんセンター麻酔科 所属
独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院麻酔科 所属
日本大学 歯学部歯科麻酔学 准教授(2016年3月退任)
日本大学歯学部付属歯科病院歯科麻酔科 科長(2016年3月退任)

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