入れ歯治療後のお手入れについて② についてご紹介いたします

前回に引き続き入れ歯のお手入れについてのお話です。
今回は気を付けておきたいことなどをまとめていますので最後まで目を通してみてくださいね。

***入れ歯のお手入れで気を付けておきたいこと***

~大切に扱いたい入れ歯~

前回のブログで毎日のお手入れをおすすめしましたが、
食べかすなどの汚れの除去はもちろん、着色についても有効的です。
入れ歯も自分の歯と同様、食べ物やたばこのヤニなどで着色してしまうことがあります。
特にたばこのヤニは付いてしまうと除去することが難しく、歯科医院での専門的な洗浄が必要となってしまいますので、
やはり毎日義歯ブラシで丁寧に汚れを落とすこと、1日1回の洗浄剤を使用することは欠かせません。

また、入れ歯のお手入れの最中は手元が濡れていて滑りやすいですよね。
つい手を滑らせて落とし所が悪いと、破損してしまう場合もあります。
そうならないための一工夫として、洗う際に洗面所に水を貯めておくか、
ボウルなどの容器に水を張っておくことをおすすめします。
水があればもし手から滑り落ちてもクッションになってくれますよ。
毎日装着する入れ歯ですから大切に扱って、長期的に使用できるよう気を付けていたいですね。

 

~歯科医院での定期的な健診と義歯の洗浄~

毎日お手入れしているから大丈夫!と油断せず気を付けていただきたいのが、
医師による定期的なチェックです。
トラブルの早期発見や、入れ歯を良い状態で保つためにも大切な習慣になります。
また部分入れ歯の場合には残った歯のケアも重要ですので、検査と合わせてクリーニングもしておくと良いでしょう。
医師と相談しながらだいたい3~6か月程度の期間での通院が目安となります。

 

いかがでしたでしょうか。
2回に渡り入れ歯のお手入れについてのお話でした。
入れ歯も毎日の歯磨きと同じように、その日の汚れはその日のうちに落とす!
時間が経てば経つほどこびりついて取りにくくなってしまいますので、
是非、毎日のルーティンにしてくださいね。
 
 

渋谷駅宮益坂方面出口より徒歩5分の【みさき歯科医院】では、
日本歯科麻酔学会歯科麻酔認定医であり、日本大学歯学部 歯科麻酔学講座兼任講師 見﨑 徹と、
日本大学歯学部 補綴学の元准教授 桟 淑行が診療にあたっています。
安全で最新の歯科医療をご提供し、ホームドクターとして皆様の健康と笑顔のある生活のお手伝いをさせていただきます。どうぞお気軽にご来院くださいませ。

監修:
みさき歯科医院 渋谷・宮益坂
      院長 見﨑 徹


経歴:
日本大学歯学部(昭和50年卒)
日本大学大学院歯学研究科修了(口腔外科学専攻)
日本大学歯学部口腔外科学教室
日本大学歯学部歯科麻酔学講座 所属
国立がんセンター麻酔科 所属
独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院麻酔科 所属
日本大学 歯学部歯科麻酔学 准教授(2016年3月退任)
日本大学歯学部付属歯科病院歯科麻酔科 科長(2016年3月退任)

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