1.取り扱いのインプラントについて
当院では当初国産メーカーのインプラントを使用していましたが約8年前に数あるインプラントメーカーを比較検討し、大学病院インプラント科の使用実績、多くのインプラント専門医の先生方のご意見、国内外の論文を参考にした結果、ストローマン社製のインプラントを取り入れました。
現在ではストローマン社製のティッシュレベル、ボーンレベルに加えて難症例にも対応できるBLXを導入しています。
さらに数年前からストローマン社が扱っているネオデント・インプラントを導入しました。
以上の4種類のインプラントを使い分ける事により部位、骨質、咬合など様々な条件に対して患者様にとって最適なインプラントを選択して使用しています。
2.ストローマン社製のインプラントについて
ストローマン社製のインプラントは他社製よりも高価ではありますが参考文献をご覧頂ければお分かりのように成功率が高く安心して患者様にお勧め出来るインプラントであると思っています。
さらに見崎が再生療法に積極的に取り組んでいるので歯周病で他院でインプラントが出来ない、難しいと言われた患者様に積極的に歯槽骨再生をしてからインプラント埋入しています。
しかし、様々な理由で100%という成績ではないので骨造成(再生)をしてから再埋入する場合もあります。
3.治療後のフォローアップについて
当然の事ではありますが当院で手掛けたインプラントについては定期検診を受診している方を中心として出来る限り万全のフォローアップをしています。
また、当院でインプラントをした患者様が東京以外に転居される場合があるのですが、ストローマン社製のインプラントは世界でも日本でもシェアNo.1であり、1番多く使用されているインプラントであるため、転居先の近くの歯科医院や大学病院でフォローアップをお願いしても全く問題なく対応して頂いています。
今後も学会、研修会などに積極的に参加して研鑽を重ねて患者様にとってベターベストなインプラントを提供して「噛める喜び、笑顔」を共有していきたいと思っています。
監修:
見﨑 徹
経歴:
日本大学歯学部(昭和50年卒)
日本大学大学院歯学研究科修了(口腔外科学専攻)
日本大学歯学部口腔外科学教室
日本大学歯学部歯科麻酔学講座 所属
国立がんセンター麻酔科 所属
独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院麻酔科 所属
日本大学 歯学部歯科麻酔学 准教授(2016年3月退任)
日本大学歯学部付属歯科病院歯科麻酔科 科長(2016年3月退任)