口腔外科とは、
顔面ならびにその隣接組織に現れる先天性および後天性の疾患を扱う診療科のことをいいます。
矯正治療や親知らずの治療で抜歯を行うのもこの口腔外科ですが、この他にも様々な治療を行っております。
そこで今回は、口腔外科ではどのような治療が可能なのか詳しくご紹介したいと思います。
~口腔外科治療をお考えの方は是非当院へ~
様々な症状・疾患に対応可能です
口腔外科で主に以下のような症状・疾患に対応しています。
◆歯牙移植・再植
歯牙移植とは、抜歯した親知らずなどの不要な歯を、歯を失った場所に移植することをいいます。
そして再植は、事故などで抜けてしまった歯を元の場所に戻すこと、
または歯根部分の治療を行う際に一度歯を抜いて治療を行い、再度植え直すことをいいます。
自分の歯を使った治療なので、インプラントのように高額な費用がかからいとうメリットがあります。
◆口腔がん検診
「口腔」とは口の中全体のことを言い、ここにできるがんのことを「口腔がん」と言います。
「舌がん(ぜつがん)」「歯肉がん(しにくがん)」「頬粘膜がん(きょうねんまくがん)」「口唇がん(こうしんがん)」など、様々なものがあります。
口内炎などと間違えて放置してしまうことがあるので、違和感を感じたら早めに受診することが大切です。
◆歯根端切除術
歯の根尖部(根の先)の悪い部分を外科的に切り取り、治癒させていく治療法です。
抜歯をするしかないと言われた歯を残すことができる可能性があります。
◆顎関節症
「口を開こうとすると顎の筋肉が痛む」「大きく口を開けれない」「口の開閉の際にカクカク音が鳴る」などの症状がある顎関節症の治療も行えます。
◆睡眠時無呼吸症候群
睡眠時無呼吸症候群とは、睡眠中に呼吸が10秒以上止まる疾患のことを言います。
睡眠時に十分に体を休ませることができなくなり、日常生活に支障をきたすことがあります。
◆唾液腺疾患
唾液分泌量が減少することにより発生するドライマウスや、唾液腺の腫れ・痛み、唾液腺の感染症などを治療していきます。
◆口腔粘膜疾患
口内炎や口腔ヘルペス、口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)など、お口の中の様々な疾患にも対応いたします。
この他にも、口の中を咬んだり火傷してしまった場合や、顎や口の中のケガ、骨折などにも対応しております。
~治療が怖い方のために~
当院では、上記のような治療の際に【静脈内鎮静法】を用いることができます。
静脈内鎮静法は、精神安定剤を静脈に点滴して、半分眠っているような、あるいはほろ酔い気分のようなリラックス状態で治療を行う方法です。
痛みを和らげる効果もあり、歯科恐怖症の方でも安心して治療を受けることができますよ。
保険適用可能(保険診療内なら保険適用)なので、お気軽にご相談ください。
渋谷駅宮益坂方面出口より徒歩5分の【みさき歯科医院】では、
日本歯科麻酔学会歯科麻酔認定医であり、日本大学歯学部 歯科麻酔学講座兼任講師 見﨑 徹と、
日本大学歯学部 補綴学の元准教授 桟 淑行が診療にあたっています。
安全で最新の歯科医療をご提供し、皆様の健康と笑顔のある生活のお手伝いをさせていただきたいと思っておりますので、何かお困りのことがございましたらなんなりとご相談ください。
監修:
みさき歯科医院 渋谷・宮益坂
院長 見﨑 徹
経歴:
日本大学歯学部(昭和50年卒)
日本大学大学院歯学研究科修了(口腔外科学専攻)
日本大学歯学部口腔外科学教室
日本大学歯学部歯科麻酔学講座 所属
国立がんセンター麻酔科 所属
独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院麻酔科 所属
日本大学 歯学部歯科麻酔学 准教授(2016年3月退任)
日本大学歯学部付属歯科病院歯科麻酔科 科長(2016年3月退任)