前回はホワイトニングの種類について簡単に紹介しました。
現在行われている主流のホワイトニングは、歯科医院で高濃度の薬剤を使用して行う「オフィスホワイトニング」と、歯科医院で処方された薬剤を使用して自宅で行う「ホームホワイトニング」の2つです。
今回は、それぞれのホワイトニングの流れと注意点について詳しく説明していきます。
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ホワイトニングの流れ
1.問診と口腔内の診査
色の希望や歯の悩みなどについて問診票に記入した後、口腔内の全体的なチェックが行われます。ただ、ホワイトニング治療に差し支えがあるような歯周病や虫歯等がある場合、必要応じて先にそちらの治療が必要な場合もあります。
2.相談
診査が終わったら、「オフィスホワイトニング」と「ホームホワイトニング」のどちらにするか、カウンセリングします。
場合によっては、併用することもあります
3.口腔内のクリーニング
歯科専用の用具を使って、歯の表面についている汚れや着色を落としていきます。
ホワイトニング後の色と比較するために、写真撮影も行われます。
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【オフィスホワイトニングの場合】
当院ではポリリン酸ホワイトニングを主に提供しており、クリーニング終了後、歯にホワイトニング専用ジェルを塗布し専用のLEDライトの光を当てます。
従来のホワイトニングでは強い薬剤を使用するのでしみたり痛んだりする場合がありましたが、ポリリン酸ホワイトニングはそのリスクが少ない施術となります。
【ホームホワイトニングの場合】
マウスピース作成のための型どりをします。
後日、型が完成したらホームホワイトニングについて説明を受けます。
自宅で2週間から4週間ほど、決められた方法でホワイトニングを行いましょう。
せっかくホワイトニングをして白くきれいになった歯は、なるべく白い状態を保ちたいものです。
ホワイトニング後の歯を白く保つためのポイントは、下記の4つです。
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ホワイトニングの効果を持続させるためのポイント4つ
・コーヒーやカレーなど色の濃い食べ物やタバコをやめて着色を防ぐ
・酢やレモンなどの酸味の強い食品を避け、酸に溶けやすくなっている歯を守る
・ホワイトニングを続けて行い、色戻りを防ぐ
・検診は定期的に行い、専門家のアドバイスを受ける
ただし、当院で行うポリリン酸ホワイトニングは他のホワイトニングと違い、終わった直後から普通に食べたり飲んだりしても白さに影響が有りません。
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渋谷駅宮益坂方面出口より徒歩5分の【みさき歯科医院】では、
日本歯科麻酔学会歯科麻酔認定医であり、日本大学歯学部 歯科麻酔学講座兼任講師 見﨑 徹と、
日本大学歯学部 補綴学の元准教授 桟 淑行が診療にあたっています
地域密着型の当院では、患者様からのヒアリングを大切に、適切な治療、施術をご提案いたします。
皆様の生活が健康と笑顔でありますようお手伝いをさせていただきますので、まずはゆっくりとお話をお聞かせください。
皆様のご来院をスタッフ一同、お待ちしております。
監修:
みさき歯科医院 渋谷・宮益坂
院長 見﨑 徹
経歴:
日本大学歯学部(昭和50年卒)
日本大学大学院歯学研究科修了(口腔外科学専攻)
日本大学歯学部口腔外科学教室
日本大学歯学部歯科麻酔学講座 所属
国立がんセンター麻酔科 所属
独立行政法人労働者健康福祉機構関東労災病院麻酔科 所属
日本大学 歯学部歯科麻酔学 准教授(2016年3月退任)
日本大学歯学部付属歯科病院歯科麻酔科 科長(2016年3月退任)